〜マヤ文明の謎〜



●不可解なマヤ文明

 中央アメリカ、ユカタン半島の密林に生まれたマヤ文明。
 彼らは複雑な文字を使い、ゼロの概念を生みだし、正確な太陽暦を使用し、見事な美術品を残した。
 しかし、ある日突然滅んでしまった。
 人の歴史は戦いの歴史、そうして滅んだ文明は数知れぬが、何の痕跡も残さぬマヤ文明は特殊な事例だ。

 「マヤの起源は他の惑星である」という説を唱えるのが、アメリカのウムランド兄弟だ。
 その根拠は、一年を260日としたツォルキン暦の存在だ。
 「高い水準の天文学を持っていたマヤ人が、架空の暦を作るはずがない」というわけだ。
 きっと彼らの星の暦に違いないと仮説を立てて調査した結果、その惑星がどのような星かが判明した。
 それはかつて金星と地球の中間にあり、温暖だったと考えられる。
 そう仮定すれば、マヤ人たちが熱帯雨林を選らんだのも合点がゆく。
 そして彼らはまた、宇宙に去っていったというのだ。

●ロケットに乗るマヤ人

 パレンケ遺跡に残された石棺の外蓋に、興味深い絵が描かれていた。
 絵の中の人物はヘルメットをかぶり、操縦レバーを持ち、宇宙船の先端に向いて座っている。
 酸素吸入器らしき管が鼻に通じており、船首には燃料タンクのようなものが3つ描かれている。
 後部ではエンジンが推進炎をあげている。
 どう見てもロケットまたは宇宙船のようにしか見えない。
 マヤが現代に匹敵する科学力を持っていたことだけは確かなようだ。