〜古代電球〜

●博物館に眠るそれ


古代エジプトの不思議のひとつに、「照明」の問題がある。
ピラミッド内部の壁画などを描くためには、それなりの照明が必要だったはずだ。
しかし、それを証明するような当時の「スス跡」が発見されていないのだ。
学者は様々な仮説を立てているが、結局実証できずにいる。

●それは古代の電球照明だったのか

しかし、1964年にスウェーデンの研究かイファン・トロエニーが、壁画の絵柄に「証明電球が描かれている」と指摘し、注目された。
以前よりこの壁画については色々な解釈がなされていたが、全てにおいては納得のいく結論に達していなかった。
「証明電球」説は、今までの説に比べて、絵の要素全てにおいて理論的に説明できる。

その説では、「絶縁器」に支えられた「電離ガス入り電球」が「ソケット」に取り付けられ、「高電圧ケーブル」で「発電機や制御装置」に接続されている様子だという。
またこの絵にはヒヒの姿をした「トート神」が描かれているが、この神は「自ら発する光で暗闇を明るくする努力をした」とされている。

BC15世紀程度の文書からは「電力」に関すると思われる絵が発見されている。
アメリカの電磁技師マイケル・フリードマンは、この絵が20世紀初頭に発明された「ファンデグラフ発電機」によく似ていると指摘した。
いったいどこからこのような技術を得たのか、もしくは自分たちで発見したのか。
面白いのは、エジプト文明は文字・数字・天文・地理・建築・法律・政治などを初めから備えており、ろくな進歩も見せないまま衰退していった事実だ。
やはり、彼らの文明は何者かに導かれたものであったのであろうか。